伊丹で腰痛 膝痛 肩こり 荻埜はりきゅう接骨院です。
前回に続いて後頭下筋について簡単な症状説明をさせていただきます。
首肩が凝っているからすべてが後頭下筋の影響というわけではありません。
ダイエットにはバナナがいい{バナナダイエット}みたいなもので、全ての人に当てはまるとは限らないことをご理解ください。
当てはまることがあれば後頭下筋の鍼治療は効果的かもしれません。
後頭下筋緊張時の症状
①緊張性頭痛、不眠、気分不快
後頭下筋緊張では、重圧感は生じても痛むことはない。頭の可動域が減り、顎を引いて 自分の臍を見る動作がしづらくなる。あるいはうつ伏せから、頭を上に上げにくくなる。 後頭下筋のコリは、筋肉の緊張による頭痛の原因をつくりやすく本人が無自覚であっても、このコリ が原因で不眠症や気分不快となることも多い。
②頸性めまい
後頭下筋の役割は、重力に対する頭の位置の位置関係を判断する受容器がある。この後頭下筋群という深層の筋か
らの位置情報を延髄に伝達することで平衡感覚を判断する一つの情報源となる。耳からの前
庭神経情報や、目からの視覚情報も延髄に伝達され、これら三つの情報を統合して脳は平衡
感覚を保っています。しかし、これら三者の示す内容に矛盾があると脳は混乱し、メマイを生
ずることがあります。後頭部下筋の緊張時(とくに緊張に左右差がある場合)、ふらふらするようなめまいを生じます。