こういった疑問にお答えします。
本記事のテーマ
治療難民の【5分でわかる正しい施術院の選び方】を解説
選択対象となる治療院
- ①整形外科:医師の先生が診察して、診断をくだしてくれる。
- ②整骨院:国家資格所有の先生が治療してくれ場合によれば保険も使える
- ③鍼灸院:国家資格所有の先生がはりやお灸を使って治療してくれる
- ④整体院:民間資格でも開設可能なので先生によるが当たり外れが大きい
- ⑤もみほぐし:全身をもみほぐしてくれる。専門知識がない場合も多い
記事の信ぴょう性
記事を書いてる私は伊丹市で鍼灸整骨整体院を開設しており業界歴10年で、整形外科のリハビリ、整骨院、鍼灸院を勤め歩き今現在月3~4日施術指導や講習会に参加しており、自身でも治療院に赴き治療を受けることもある。
読者さんへの前置き
本記事では【腰痛、肩こり、膝痛、骨盤の歪み、姿勢etcをどこに行けばいいのだろうか?】という疑問を少しでも解決するお手伝いをしたいと思い書いています。
この記事を読むことで「自分の腰痛、肩こり、膝痛、骨盤の歪み、姿勢を治してくれるかも」とイメージが出来るようになります。
「自分の首の痛みや頭痛は昔からずっとだから治らないや」と思っていたのを解決してくれたのが僕の場合は鍼治療でした。治療業界に感謝を込めて、そんな私が整形外科から整骨院、鍼灸院で勤めていた経験や自身が治療を受けた経験から、メリットやデメリット。その中でも、良い治療院の選び方をお伝えしていきます。
①整形外科:医師の先生が診察して、診断をくだしてくれる
専門病院の中で骨や関節に関する専門の医師の先生がおられる整形外科。骨折や脱臼、骨のがん、オペ(手術)が必要な関節のケガなどの場合は整形外科を受診するべきです。膝の水を抜いてくれたり痛み止めや湿布を処方してもらうくれるので、日常生活に支障をきたす腰痛や肩こり 膝痛の場合は一時的にしのぐことができます。
ですが、腰痛 膝痛 肩こりに対して長期間の湿布、痛み止めやヒアルロン酸注射で通院を続けるのは、ぶっちゃけ全く意味がないです。痛み止めや湿布は基本その場をしのぎ痛みの原因を取り除く運動やリハビリを行う必要があるため、痛くなったら湿布 痛み止めを繰り返し使っていると気づいた時には非常に悪い状態になることが多いのです。
整形外科で根本的に解消しようと思うとリハビリ室が併設されていて、かつ運動指導、姿勢指導、日常生活の動作指導を行っている整形外科に通院する必要がありますが実際問題かなり少ないです。(実際私の在住している伊丹市の整形外科のリハビリは電気、牽引、ウォーターベットだけで運動指導をあまりしないところが多いです)
②整骨院:国家資格所有の先生が治療してくれ場合によれば保険も使える
今ではコンビニの数より多いと言われる整骨院。私自身も整骨院を開設しており近所にもたくさんの整骨院があります。
整骨院は3~4年間専門学校か大学に通い解剖学や生理学 病理学などの医学の基礎的なことを勉強し国家試験を通過した人のみ開設できます。
業界の人間として恥ずかしながら、保険を使って安くで気持ちいいもみほぐしを提供している治療院 もみほぐし屋もあります。もしそのような治療院もみほぐし屋に現在通われている方はその治療もみほぐしに70%~90%上乗せの値段でも通うのか考えて通院をご検討ください。
ですが真っ当に治療している整骨院もあります。しっかりとあなたに今現在の状態を説明して理解させてくれる整骨院を選ぶといいでしょう。これは行ってみないことには分かりませんが、初回で行く必要のない整骨院を区別することができます。
③鍼灸院:国家資格所有の先生がはりやお灸を使って治療してくれる
中国古来より伝わるはりを用いて体全体の気を調整するために経絡やツボを刺激し、、、なんて難しい事ばかりでなく今では、はりやお灸を使って胃が収縮することをエコーやMRIなどの現代の技術を使って証明され明らかになっていること増えてきています。すでに奇術や黒魔術みたいなことでなく科学的にも認められることも多いのです。もちろん昔ながらの気を調整すると言う東洋医学で治療する鍼灸院もあります。
その前に、待て待て鍼灸院?何その漢字?読めねーよ!!よく言われます💦(しんきゅういん)と読みます。【鍼】は、はりの意味でしんと読み【灸】はお灸のきゅうです。詳しくは別記事で。
はりやお灸のメリットは原因不明のものなども治療対象で治療効果は未知数です。何をしてもよくならない方は一度試す価値があると思います。ですが過度の期待は禁物です。はりお灸でがんが治ると謳っている治療院がありますが99.9%治りませんのでしっかりと専門のお医者様に見てもらいましょう。
鍼灸院でも貴方の腰痛、肩こりなどの症状の状態と治療方針、治療期間を分かり易く説明していただける先生をお探しください。
④整体院:民間資格でも開設可能なので先生によるが当たり外れが大きい
整骨院と接骨院と整体院って一緒でしょ?と思われている方は多いのですが、整骨院と接骨院に対して整体院には明確に違うことがあります。それは、国家資格がなくても医療知識がなくても開設可能ですつまり整体院ならこれをご覧のあなたでも明日から開業することができます。
ですが、私も国家資格がありながら整体院をしています。その理由は「接骨院では国家資格が必要な分制約が多く治療の方法が制限される」のです。
HPなどで整体院をお探しされる際に、国家資格の柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ師、理学療法士などの国家資格を持っている先生の整体院なら最低ラインの知識はあるので外れが少ないと思います。
国家資格がない先生でもしっかりと勉強されている方もおられますが、探すのに数件回るなど時間をかけなければならないかもしれません。
⑤もみほぐし:全身をもみほぐしてくれる。専門知識がない場合も多い
「一時間3980円で全身もみほぐし」
道路沿いに最近よく見かける看板ですが慰安目的、安価でリフレッシュするには最適です。ですが身体のことを勉強していない人が、マニュアルだけの知識で揉むのでやった後身体がだるくなる「揉み返し」が強く出ること多くあります。
私も10回以上勉強がてら体験しましたが、背中を押すときに肋骨を押して骨折の危険性を感じたことや、ストレッチの強度が強すぎて2週間ほど足を上げづらいなどあまりいい思い出はありません。
身体を治す目的ではなく、気持ちよくなるだけなら最適です。店員さんに強さ加減や痛みを感じたら伝えてもみほぐしてもらうことをお勧めします。
まとめ
簡単に治療院の特徴やメリット、デメリットを説明してみました。痛みやしびれが強く我慢できない場合はやはり整形外科で画像診断やお薬を出してもらい、整骨院や鍼灸院、整体院を併用するのもいいと思います。
まず整骨院や鍼灸院、整体院の先生に相談すれば、整形外科に行く必要があるか無いかを教えてもらえるので、我慢せず1度専門家に相談するのがベストです。