【椎間板ヘルニアの原因を簡単に学ぶ】

腰痛にお悩みのイラスト

ヘルニアの原因は『腰が丸まって腰にかかるストレス』によっておこります。

ヘルニアとは本来あるべき部位から「脱出・突出」した状態のことを言います。

  • へそが出べそになれば“臍帯ヘルニア
  • “脱腸のことを“腸ヘルニア”
  • 腰の場合は腰の椎間板と言う組織が飛び出して”腰椎椎間板ヘルニア“

と言います。

この記事では、腰痛椎間板ヘルニアについて解説していきます。

腰椎椎間板ヘルニアになる理由

腰椎椎間板ヘルニアになる多くの原因は腰が丸くなってくることによって起きますが、ではどうして腰が丸くなるとヘルニアが起こりやすくなるのでしょうか?

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは椎間板が腰への負担によって押し出され、腰の後ろ側にある神経を圧迫して痛みを出します。

ですので、腰が丸くなると椎間板の前が圧迫され耐えきれなくなった椎間板が後方へと飛び出してしまうのです。

腰が丸くなる原因は?

では椎間板ヘルニアの多くの原因の一つである腰が丸くなるのは何が原因で起こるのでしょうか?

それは『腸腰筋』の過緊張によって丸くなります。

腸腰筋の図

腸腰筋は腰椎(腰骨)の前面についており腰椎を安定させていますが、その働きが過剰になると骨盤と股関節は連動して、股関節が曲がり、腰が丸くなる作用が強く働いてしまいます。

この腸腰筋を緩めることが出来れば、ヘルニアのリスクあるいは症状の軽減が見込めます。

【椎間板ヘルニアの予防・対策をするには?】

原因である腸腰筋を緩めればどんな方法でもいいのですが、腸腰筋の過緊張はマッサージで改善するのは難しいのです。

なぜなら腸腰筋をマッサージはインナーマッスル(体の内側の筋肉)なので、触るのが難しいです。

そこで、この記事では多裂筋と言う筋肉で腸腰筋を緩め、腰が丸くなるのを防ぐヘルニア対策セルフケアをご紹介します。

椎間板ヘルニア対策の筋トレ方法

①仰向けに寝転がる

多裂筋治療

仰向けに寝転がり、太腿の膝の少し上ぐらいに、タオルや座布団などをいれて高さを出します。

脇を閉め肘の角度は90°にします。

②腰を突き上げ、膝を締める

多裂筋治療

腰のベルトをする所あたりを天井に突き上げるつもりでゆっくりと上げます。同時に太腿の内側を締めるように力を入れます。

多裂筋治療

③一番突き上げた位置で10秒キープ

腰を突き上げ、膝を締めた状態で10秒キープします。10秒が終わったらしてゆっくり降ろしましょう。

これを3セット。
継続して行う事により効果を感じられるので続けてみて下さい。

伊丹くすのき整体院の整体施術のご案内

当院では整形外科のリハビリと整骨院での整体術を合わせた方法で施術を行います。

  1. 骨格調整で姿勢改善
  2. リハビリトレーニングで筋力促進

この2つを組み合わせてより長く、健康状態を維持できる身体作りを行います。

骨盤、背骨、股関節の骨格を調整し、全身のこわばりを緩め動きやすくしたのちに腰椎(腰骨)のサポートする筋力促進トレーニング指導をさせていただくことで、原因を根本から改善することができます。

ご興味がある方はホームページをご覧ください。

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